2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
バウッダコーシャの総括的研究ー仏教用語の日英基準訳語集の次世代モデル構築に向けて
Project/Area Number |
19H00523
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 1:Philosophy, art, and related fields
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Research Institution | International College for Postgraduate Buddhist Studies |
Principal Investigator |
Saito Akira 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (80170489)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榎本 文雄 大阪大学, 文学研究科, 名誉教授 (70151991)
下田 正弘 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50272448)
室寺 義仁 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (00190942)
高橋 晃一 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (70345239)
宮崎 泉 京都大学, 文学研究科, 教授 (40314166)
石田 尚敬 愛知学院大学, 文学部, 准教授 (80712570)
佐久間 秀範 筑波大学, 人文社会系, 教授 (90225839)
山部 能宜 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (40222377)
種村 隆元 大正大学, 仏教学部, 教授 (90401158)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
東アジアの仏教世界において様々に翻訳されて今日に至る仏教教典の専門用語の意味を、それぞれの文脈において再検証し、現代語として蘇生させる試みである。用例抽出と比較検討により、主要な仏教用語の現代日本語訳と英語訳を確定し、標準的な現代語訳用語集を作成して、バウッダコーシャの研究を総括する。 主要な仏教用語の用例集の作成とそれをもとにした翻訳語の選定作業によって、仏教研究の基礎を築く重要な作業として意義が認められる。基準訳語を日本語と英語で提起する国際的研究でもあり、次世代の研究者による発展的継承も見据えられている。関係する専門分野での適切な研究者によって研究グループは組織されており、具体的成果が得られる見込みも大きい。
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