2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
東南アジア熱帯低湿地火災への多面的アプローチによる熱帯低湿地学の構築
Project/Area Number |
19H00560
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 4:Geography, cultural anthropology, folklore, and related fields
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大出 亜矢子 北里大学, 獣医学部, 助教 (00814203)
内藤 大輔 京都大学, 農学研究科, 助教 (30616016)
甲山 治 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 教授 (70402089)
杉元 宏行 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (70425742)
伊藤 雅之 兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (70456820)
御田 成顕 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70800655)
久米 崇 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (80390714)
増田 和也 高知大学, 教育研究部自然科学系農学部門, 准教授 (90573733)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
「なぜ泥炭地で頻繁に火災が生じるのか?」という明確な中核的問いについて、インドネシアを対象とし、頻繁に火災が生じている熱帯泥炭地の特殊性を解明することを通じてハザードマップを作成し、そのマップを泥炭地管理に有効なもの、俯瞰的に理解可能とするツールにまで発展させることを目的とした社会的に必要かつ学術的に解明すべき研究計画である。 自然環境と人文環境の双方に関わる重大問題を取り扱う文理融合的な課題として、社会的にも、学術的にも重要度が高い研究である。また、泥炭地における発火などに起因する東南アジア熱帯低湿地火災という深刻な問題の解決に向けての実践的な成果として独自のハザードマップの作成と活用が期待される。
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