2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
太陽風多価イオンのX線放射観測に対する地上実験からのメッセージ
Project/Area Number |
19H00701
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 16:Astronomy and related fields
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
田沼 肇 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (30244411)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂上 裕之 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 助教 (40250112)
中村 信行 電気通信大学, レーザー新世代研究センター, 教授 (50361837)
飯田 進平 東京都立大学, 理学研究科, 助教 (20806963)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
彗星の軟X線観測で明らかになった太陽風多価イオンの中性粒子への衝突による電荷交換反応の理解は、太陽系以外の天体からのX線スペクトル解析を行う上でも重要である。本研究では、X線発光スペクトル解析に必要な電荷交換反応に関する基礎データを得るために、独自に考案した手法により、地上で太陽風電荷交換反応の再現実験を行うものである。 従来の実験では、中性粒子気体に高速の多価イオンのビームを衝突させて発光スペクトルを測定していたため、短寿命の発光スペクトルしか測定できなかった。本研究では、逆にトラップした多価イオンに高速の中性ビームを衝突させる新しいアイデアにより、長寿命の発光スペクトルまでも測定を可能とし、今まで取得できなかった基礎データを得ることが期待できる。
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