Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
鉛蓄電池並みの高いエネルギー密度を持つ電気二重層キャパシタを開発するためには、高い比表面積と高い導電性を持ち、なおかつ高電圧下でも腐食しない炭素電極材料が必要である。この条件を満たす材料として、エッジサイトのない単層グラフェンの三次元連続体からなるモノリス状多孔質炭素を開発する。エッジサイトのない単層グラフェンの新たな三次元構造を生み出す優れた方法論を開発するものであり学術的意義が高い。また、単層グラフェンのモノリス状多孔質炭素の開発により蓄電エネルギー密度の格段の向上が可能となり、炭素材料を利用した革新的電池の創製が期待できる。