2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
胎児期環境の神経発達障害と脳の性分化および肥満への影響解明:出生コーホート研究
Project/Area Number |
19H01071
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 58:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
Kishi Reiko 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, センター特別招へい教授 (80112449)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 敦子 (荒木 敦子) 北海道大学, 保健科学研究院, 教授 (00619885)
小林 澄貴 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任准教授 (10733371)
齊藤 卓弥 北海道大学, 大学病院, 特任教授 (20246961)
湊屋 街子 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 客員研究員 (50733367)
山崎 圭子 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任講師 (60732120)
中島 そのみ 札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (70325877)
宮下 ちひろ 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任教授 (70632389)
白石 秀明 北海道大学, 大学病院, 講師 (80374411)
アイツバマイ ゆふ 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任講師 (90752907)
三浦 りゅう 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 客員研究員 (20506414)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
大規模な出生コホート研究(妊娠期からの母児の集団を追跡する研究)により、環境化学物質や社会的要因、母親の心理ストレスや遺伝的要因等を調べ、発達障害とその基礎にある認知特性、思春期における第二次性徴発来時期や脳の性分化、出生時に低体重であった児の学童期以後の肥満リスク上昇の有無等、広範な内容について研究する。 約2万組の大規模な出生コホートより、学童期から思春期の発達障害およびその認知特性へ影響する要因を検討する意義ある研究である。発達障害は現在対応が求められる課題であり、その認知特性への影響を明らかにしようという点や、遺伝的・生物学的要素のみでなく生活環境や環境化学物質の影響も合わせて検討する長期追跡研究である点が高く評価できる。
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