2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
次世代分子動力学シミュレーション専用計算機の基盤開発
Project/Area Number |
19H01107
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 60:Information science, computer engineering, and related fields
|
Research Institution | Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
Taiji Makoto 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, チームリーダー (10242025)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大野 洋介 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 上級技師 (00291914)
小山 洋平 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (10569817)
森本 元太郎 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 技師 (60401220)
小松 輝久 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (70348499)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
創薬研究を始めとしてさまざまな分野で用いられている分子動力学シミュレーションに対する専用計算機MDGRAPE-5の開発である。現行システムの20倍以上の実行性能実現を目指して、システムオンチップの基盤設計を行う。特に専用化が不十分であった結合力計算の性能改善、全体性能向上のためのイベント処理システムの改善に取り組む。 分子動力学シミュレーションの高速化は、生命科学、創薬研究への波及効果が高い研究提案であり、実用化を視野に入れた実システムの構築を目指していることから、学術的意義のみならず新産業の創出も期待できる。すでに米国等では分子動力学シミュレーション専用機の商業利用も進められており、本邦においてそれらに対抗する研究の意義は高い。
|