2020 Fiscal Year Annual Research Report
Dickens Lexicon Digital and Digital Humanities
Project/Area Number |
19H01241
|
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
今林 修 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 教授 (90278987)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
地村 彰之 岡山理科大学, 教育学部, 教授 (00131409)
田畑 智司 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 教授 (10249873)
堀 正広 熊本学園大学, 外国語学部, 教授 (20238778)
永崎 研宣 一般財団法人人文情報学研究所, 人文情報学研究部門, 主席研究員 (30343429)
舩田 佐央子 福岡大学, 人文学部, 講師 (40389391)
高口 圭轉 安田女子大学, 文学部, 教授 (50195658)
島 美由紀 (西尾美由紀) 近畿大学, 工学部, 准教授 (50549524)
今尾 康裕 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 准教授 (50609378)
三宅 真紀 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 准教授 (80448018)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | Dickens Lexicon Digital / Digital Humanities / 英語英文学研究 / 英語文献学 / 山本忠雄 / Charles Dickens |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の総括者である研究代表者の今林修を中心として、技術面の責任者である研究分担者の永崎研宣の指導の下、以下の研究を進めた。研究分担者の堀正広を中心に研究分担者の高口圭轉、島美由紀、舩田佐央子、研究協力者の池田裕子がディケンズの作品(The Pickwick Papers, A Tale of Two Cities, David Copperfield, Bleak House, Oliver Twist, Our Mutual Friend, Great Expectiations, The Old Curiousity Shop, Sketches by Boz, Nicholas Nickleby, Barnaby Rudge, American Notes, Hard Times, Christmas Books, Christmas Stories, Martin Chuzzlewit, Little Dorrit, Dombey and Son, Edwin Drood)におけるイディオム表現のデータベースの情報の追加と既に入力済みのデータベースの修正と更新を行った。研究分担者の田畑智司と研究代表者の今林修を中心に研究分担者の地村彰之の援助を受けながら、今林修が既存の18世紀イギリス小説のTEIのガイドラインに準拠した電子テキストのチェックを、田畑智司がイギリス19世紀小説とディケンズの小説のTEIのガイドラインに準拠した電子テキストのチェックを行った。また、研究分担者の三宅真紀が、統計処理やデータの可視化と文字情報では理解困難な語彙やイディオムに関する画像データとのリンクの開発を進め、さらには研究分担者の今尾康裕がネットやサーバーに繋がなくても使用できるstand-alone方式のシステムの開発を前年度に続き進めた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2019年度は年3回の研究会(9月3日、9月10日、12月26日、2月24日)を行い、進捗状況を確認しながら、研究を進めたが、2020年度はコロナ禍の中、対面での研究会が行えなかったので、イディオム表現のデータベースの情報の追加、18世紀と19世紀の小説の電子テキストの追加と既存テクストのチェック、統計処理やデータの可視化と文字情報では理解困難な語彙やイディオムに関する画像データとのリンクの開発準備、ネットやサーバーに繋がなくても使用できるstand-alone方式のシステムの開発準備などにやや遅れが出ている。
|
Strategy for Future Research Activity |
本研究の総括者である研究代表者の今林修を中心として、技術面の責任者である研究分担者の永崎研宣の指導の下、研究分担者の堀正広を中心にイディオム表現のデータベースの情報のさらなる追加と修正(研究分担者:高口圭轉、島美由紀、舩田佐央子、研究協力者:池田裕子)と研究分担者の田畑智司を中心に18世紀と19世紀の小説の電子テキストのさらなる追加と既存テクストのチェックと修正(研究分担者:地村彰之)を行うほか、統計処理やデータの可視化と文字情報では理解困難な語彙やイディオムに関する画像データとのリンク(研究分担者:三宅真紀)とネットやサーバーに繋がなくても使用できるstand-alone方式のシステム(研究分担者:今尾康裕)の試行的運用を行う予定。本年9月に開催予定の国際大会JADH2021でのPannel SessionでDLDの活用と可能性に関する発表を行う予定。
|
Research Products
(15 results)