2022 Fiscal Year Annual Research Report
An archival study of the relationship between periodicals and the censorship system in Southern France under German occupation
Project/Area Number |
19H01245
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
重見 晋也 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (40303573)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
間瀬 幸江 宮城学院女子大学, 一般教育部, 准教授 (20339724)
永田 道弘 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (50513743)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | ドイツ占領下フランス / 検閲制度 / ジャン・ジロドゥ / ドイツ占領下フランス文芸誌 / ドイツ占領下フランス映画 / ドイツ占領下フランス演劇 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究協力者の事情により一部研究計画を延長し実施したが、2022年度には『戦争と映画』と題して国際研究集会を名古屋大学にて開催した。日本とフランスにおける第二次世界大戦期とその接続期間に撮影・上映された作品や戦後作品に表象された戦争のモチーフについての発表に対して活発な議論が交わされた。2023年度はエクス=マルセイユ大学よりフランス人研究者を招聘し、九州大学で開催された2023年度日本フランス語フランス文学会秋期大会にて、研究代表者を含めた3名でワークショップ”Les Revues litteraires sous l'Occupation allemande” を開催した。 その他、COVID-19で実施が難しくなっていたフランスでの資料調査も2022年度より本格的に実施可能となったため、ポーのピレネー=アトランティック行政文書館やリヨンのロワール県行政文書館、マコン及びアン県ブール=アン=ブレスの公立文書館にて資料調査を行なった。 本研究計画の成果としては、研究代表者が”Le discours antisemite et les periodiques”をPresses Universitaires de Provenceから刊行されたLitterature et antisemitisme en temps de guerre (2024)に発表した。研究分担者の間瀬は、「『ルクレチアのために』の今日的意義―暗闇の中の手つかずの可能性」を水声社より刊行された『レトリックとテロル ジロドゥ/サルトル/ブランショ/ポーラン』に発表している。また、同じく研究分担者の永田は「二つの空 ─大戦期の日仏映画比較─」を『言語と文化:愛知大学語学教育研究室 紀要 48』(2023年)に発表した。
|
Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(5 results)