2022 Fiscal Year Annual Research Report
Tinking the Historicization of War
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19H01331
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| Research Institution | Komazawa University |
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Principal Investigator |
佐々木 真 駒澤大学, 文学部, 教授 (70265966)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸畠 宏太 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (20202335)
斉藤 恵太 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (20759196)
辻本 諭 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (50706934)
剣持 久木 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (60288503)
原田 敬一 佛教大学, 歴史学部, 名誉教授 (70238179)
谷口 眞子 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70581833)
西山 暁義 共立女子大学, 国際学部, 教授 (80348606)
鈴木 直志 中央大学, 文学部, 教授 (90301613)
大村 順子 (兼清順子) 立命館大学, 国際平和ミュージアムオフィス, 職員 (90773987)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | ヨーロッパ史 / 軍事史 / 戦争 / 記憶 / パブリック・ヒストリー / 博物館 / 記念碑 / サブカルチャー |
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| Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、本研究初の海外調査を実施し、2023年1月にベトナムを訪れた。訪問先はハノイ（ベトナム軍事歴史博物館、ベトナム国立歴史博物館、ホアロー刑務所、タンロン城跡、防空・空軍博物館、ホーチミン廟周辺の戦勝記念空間）およびディエンビエンフー（A1の丘、ディエンビエンフー歴史的戦勝博物館、ド・カストリーの司令部跡、勝利の記念像）であった。科学研究費補助金による前回の研究（15H03259）を含め、アジアの軍事博物館を訪問したのは初めてであったが、ベトナムの場合、社会主義体制下でのオフィシャル・ヒストリーと博物館展示との関連や、博物館展示によりアメリカへの勝利を打ち出すことにより、国民アイデンティティの形成・強化を目指すなど、国際比較の対象として、非常に有意義な知見が得られた。
2023年2月には、香川県善通寺市（乃木資料館など、旧第11師団関連施設）、広島県広島市（広島平和記念資料館）、広島県竹原市（大久野島毒ガス資料館）を訪問した。平和記念資料館は前回の研究の時に1回訪問しているが、2019年に実施されたリニューアルがもたらしたものを検証するために訪れ、学芸員と意見交換をした。リニューアルによる展示の変化については、さまざまな要因が考えられるが、本研究のテーマである、戦争の消費のされかたとの関連も想定できた。
2020年度には、授業等、コロナ禍への対応に忙殺されたために、個人研究が停滞したため、2021年度の研究業績は少なかったが、2021年度以降は各人の研究への取り組みも活性化しつつあり、論文や学会発表など、2022年度は各人の研究業績が増加傾向を示した。
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| Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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