2021 Fiscal Year Annual Research Report
回遊行動のリアルタイムデータベース化と動的回遊モデリングへの展開
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19H01546
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
斎藤 参郎 福岡大学, 公私立大学の部局等, 研究特任教授 (50111654)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石橋 健一 愛知学院大学, 総合政策学部, 教授 (00333039)
栫井 昌邦 福岡大学, 経済学部, 教授 (10330896)
今西 衞 日本文理大学, 経営経済学部, 教授 (80446111)
山城 興介 日本文理大学, 経営経済学部, 教授 (00514150)
岩見 昌邦 和光大学, 経済経営学部, 講師 (60629541)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 回遊行動 / 消費者行動モデリング / 都市エクイティ |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度の第3期では、契約者の個人情報を秘匿し、個人の都心部内での動きを匿名で集計した、携帯電話会社が提供するモバイル空間統計データを活用し、これまでわれわれが開発した数理モデルの予測時期と対象エリアに合致するモバイル空間統計データとを組み合わせ、開発済みのモデル検証を行うとともに、新たなモバイル空間統計データをもちいたマイクロ行動モデルイングの方法の開発に踏みだした。 また、本研究課題の取りまとめとして、これまでの研究で得られた知見や生み出してきた理論の体系化を図り、その研究成果を書籍化するための活動も行っている。 その成果は、学術書籍の世界的出版社であるSpringer社より、出版・発表する予定である。その一つは、研究代表者である斎藤が編集主幹として携わった「Recent Advances in Modeling and Forecasting Kaiyu」(2023年7月出版予定)である。本書は、研究論文のみではなく、これまでにわれわれが開発した回遊マルコフモデルの基礎、また、条件付きロジットモデルの理論と推計のチュートリアル、消費者回遊行動から都市開発による変化を予測する実践的研究ガイドラインなど研究方法や指針を含んだ内容としており、回遊行動研究の普及に貢献するものと期待しているところである。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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