2021 Fiscal Year Annual Research Report
Clinical Sociology of Well-being and Well-dying in Super-Aged Japan
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19H01554
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
櫻井 義秀 北海道大学, 文学研究院, 教授 (50196135)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横山 聖美 天使大学, 看護栄養学部, 講師 (00735392)
横山 穰 北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (20244676)
片桐 資津子 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (20325757)
高橋 原 東北大学, 文学研究科, 教授 (30451777)
川又 俊則 鈴鹿大学, こども教育学部, 学長 (40425377)
平藤 喜久子 國學院大學, 神道文化学部, 教授 (50384003)
猪瀬 優理 龍谷大学, 社会学部, 教授 (60455607)
ホメリヒ カローラ 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (60770302)
菅原 邦子 天使大学, 看護栄養学部, 教授 (70301695)
道信 良子 札幌医科大学, 医療人育成センター, 准教授 (70336410)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ウェルビーイング / ウェルダイング / 宗教の公共性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、最終報告書の作成を目指した年であったが、北海道大学出版会から学術書の刊行を予定するも原稿の集約に時間がかかり、年度内で完成までは至らなかった。しかしながら、集約作業を継続しており2023年度の夏までには第一次ドラフトを集約できる見込みである。2023年度末には書籍の形で『ウェルビーイングとウェルダイイングの臨床社会学的研究』を刊行する予定である。 研究代表者に関して研究成果を述べれば、2022年7月8日の安倍元首相殺害事件に端を発する統一教会問題の浮上によって、専門家として国内外のマスメディア、新聞紙や週刊誌、テレビやYouTube、インターネット上でのインタビューや、対談、討論会出席など多数に及んだ。これらの社会的発信は、宗教が本来人々のウエルビーイングに貢献するという宗教の公共性や社会倫理性を本研究課題において探求してきた知見と経験に基づいたものであり、広い意味では研究成果の社会的還元と言えるのではないだろうか。 また、学術書の刊行ということで言えば、中央公論新社から2023年3月に『統一教会-性・カネ・恨(ハン)から実像をに迫る』を刊行した。社会問題化した統一教会に関して、学術的な調査研究を踏まえて知見を述べることができる研究者は、2010年に『統一教会-韓日祝福と日本宣教の戦略』北海道大学出版会を共著で刊行した中西尋子氏と筆者だけであり、日本の宗教学研究の基礎研究としての深みを十分示すことができたのではないだろうか。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)