2021 Fiscal Year Annual Research Report
Subjective and objective evaluation of community development that facilitates citizens participation
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19H01588
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
隅田 好美 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (90377185)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
頭山 高子 大阪歯科大学, 歯学部附属病院, 准教授 (10826671)
柴田 由美 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (20759732)
朝井 政治 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (50756856)
木村 有子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (50758901)
黒田 研二 西九州大学, 健康福祉学部, 教授 (70144491)
小林 正治 新潟大学, 医歯学系, 教授 (80195792)
小田島 あゆ子 新潟大学, 医歯学系, 助教 (80760131)
田中 健一朗 大分大学, 福祉健康科学部, 助教 (80772988)
三好 圭 医療創生大学, 健康医療科学部, 准教授 (30293509)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | フレイル / オーラルフレイル / 社会参加 / フィットネスクラブ / 口腔がん / 口腔機能 / 身体機能 / ソーシャルキャピタル |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は健康・フレイル・要介護の全ステージにおける「社会参加」に関する意義と課題を多角的に解明することを目的としている。2019年度に65歳以上の地域住民とフィットネスクラブ高齢者会員(以下「FC会員」)を対象に質問紙調査と専門職による身体機能評価と口腔機能評価を行った。また、2019年度と2021年度に口腔がん患者と摂食嚥下機能低下患者への質問紙調査を行った。 FC会員(273名)と地域住民(224名)を比較した結果、要介護度や罹患歴、現在の経済状況も有意差はなかった。性別を層別因子としてMantel-Haenszel検定を行った結果、前期高齢者では有意差がなかったが、後期高齢者ではFC会員のほうがフレイル傾向と開眼片足立ちの低下の比率が有意に低かった。二項ロジスティック回帰分析では,FC会員で開眼片足立ちの「低下」の比率が低く(オッズ比0.325)、FC会員(後期)でフレイル傾向の比率が低かった(オッズ比0.325)。 口腔がん患者について、新型コロナ感染症拡大前後の2019年度(119名)と2021年度(78名)の調査を比較した。2021年度のフレイル(簡易フレイルによる評価)の割合が、2019年度の約2倍に増加した。また、プレフレイルからフレイルへの低下者(19名)のうち、66.7%が前期高齢者であった。低下の有無で比較した結果、社会参加が週1回以上の割合が、2019年度は低下群(57.9%)が低下なし群(34.7%)よりも有意に高かった。しかし、2021年度は低下群は36.8%に減少した。基本チェックリストの運動機能および口腔機能は両年度で有意差がなかったことから、新型コロナ感染症の影響により活動的な口腔がん患者の社会参加が減少したことが要因だと推測できる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナ感染症の拡大により2021年度に実施する予定の調査が延期となった。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は地域高齢者への調査を実施し、2019年度に実施した調査と比較する。
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Research Products
(1 results)