2021 Fiscal Year Annual Research Report
Theoretical and Emperical Study on Glocal Social Work for Multicultural Society
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19H01590
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
和気 純子 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (80239300)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大和 三重 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (00213900)
VIRAG VIKTOR 長崎国際大学, 人間社会学部, 講師 (10804297)
松尾 加奈 淑徳大学, その他部局等, 准教授 (60727478)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ソーシャルワーク / グローカル / 多文化共生 / 外国人介護士 / COVID-19 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、2021年2月~3月に実施した高齢者施設への質問紙調査の結果をまとめ、2021年5月に高齢者施設におけるグローバル化の影響に関する調査~新型コロナウィルスの感染拡大と外国人介護士への対応~』(速報版)を公開した。また、韓国保健社会研究院が発刊した国際シンポジウムに関する報告書を翻訳し、『COVID-19 と世界の高齢者介護』(2021年10月)として公表した。ここでは、イングランド、カナダ、アメリカ、スウェーデン、日本、オランダ、韓国の現状が分析されている。さらに、本研究プロジェクトのHP(Glocalsw.jp)を作成し、研究成果の公開に活用している。 また、英国のUlster大学のPaula Mcfadden教授らによる研究チームと共同で、日本の介護老人福祉施設の生活相談員、看護師、介護職らを対象とする質問紙調査を9月~10月に実施し、『コロナ禍における介護老人福祉施設のスタッフの職業生活の質とストレス退所に関する調査』(即概要版)を2022年1月にHP上で公開した。 さらに下半期は、2つの国際シンポジウムを開催した。1つ目は日本ソーシャルワーク教育学校連盟との共催で11月27日に実施したものであり、テーマは「危機の時代におけるソーシャルワーク教育~グローカルな視点から」であり、シンガポール、イタリア、スウェーデンに研究代表者である和気をシンポジストとして、グローカルな視点からソーシャルワーク教育の課題について論じた。さらに、1月22日には、日本ソーシャルワーカー協会との共催で、「国際的な舞台におけるソーシャルアクション~ソーシャルワーカーによる国連アドボカシーとSDGs」をテーマに、スイス、オーストラリア、日本の国連活動に参加する研究者・実践者らをシンポジストに迎えて議論した。これらのシンポジウムは同時通訳を提供し、資料を日英で翻訳した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(32 results)