2021 Fiscal Year Annual Research Report
無細胞ヒトプロテインアレイを用いた薬剤依存的相互作用タンパク質同定技術の開発
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19H03218
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
澤崎 達也 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (50314969)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | サリドマイド / コムギ無細胞タンパク質合成 / 免疫調整剤 / IMiD / 蛋白質分解 / ユビキチン / タンパク質分解誘導剤 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では目的は2つある。サリドマイドとE7820をモデルに、1) ヒト全タンパク質レベルで薬剤依存的に相互作用するタンパク質を同定できる技術の開発、 2) 新しく見出した基質タンパク質の細胞レベル、個体レベルの解析、および構造解析を進め、タンパク質分解誘導薬剤サリドマイド・E7820の薬効作用点の解明である。そこで本年度は、昨年度に行った2万4千種類からなるヒトプロテインアレイを用いた大規模スクリーニングにより見出した薬剤依存的に相互作用するタンパク質の細胞生物学的解析を行った。 様々な培養細胞を用いた解析の結果、IMiDsであるポマリドミド依存的に分解誘導される標的タンパク質としてZMYM2 (zinc finger MYM-type protein 2)を見出し、血液がんを引き起こすZMYM2-FGFR1融合タンパク質も分解誘導されることを明らかにした。研究内容の一部は、Nature Communicationsへ掲載された。 DOI: https://doi.org/10.1038/s41467-021-27818-z
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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