2020 Fiscal Year Annual Research Report
免疫チェックポイント阻害剤における共刺激分子遺伝子導入および放射線治療の併用効果
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19H03804
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
丹生 健一 神戸大学, 医学研究科, 教授 (20251283)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井之口 豪 神戸大学, 医学部附属病院, 准教授 (10457046)
上原 奈津美 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (40570502)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | B7遺伝子 / 免疫チェックポイント阻害剤 / 扁平上皮癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、手術、放射線治療、化学療法、分子標的薬に次ぐ、新たな治療法である免疫チェッックポイント阻害剤を活用する併用療法の開発を目指し、免疫 チェックポイント阻害剤と共刺激分子の遺伝子導入の併用、免疫チェックポイント阻害剤と放射線療法の併用、免疫チェックポイント阻害剤と化学放射線療法の 併用、免疫チェックポイント阻害剤と化学放射線療法、共刺激分子の遺伝子導入の併用、の相乗効果と作用機序を明らかとすることを目的に計画した。 令和元年度は、B7遺伝子を組み込んだアデノウイルスベクター(Ad-B7)を購入し293cellを用いてin vitro、in vivoで必要とされる量へ増殖、精製し、 マウス扁平上皮癌細胞KLN205を用いて、in vitroでAd-B7を導入しアデノウィルスの濃度依存性にB7(CD80)の発現量が増加していることを確認した。 令和2年度は、昨年度に精製したB7遺伝子を組み込んだアデノウイルスベクターおよびLacZ遺伝子を組み込んだアデノウイルスベクターの、マウス扁平上皮癌細胞KLN205 に対する至適投与量を確定した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、マウス扁平上皮癌細胞株の入手が大幅に遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度は、マウス扁平上皮癌モデルを作成し、令和2年度で確定した用量をもとに、B7遺伝子を導入したアデノウイルス単独投与群、免疫チェックポイント阻害剤単独投与、両者を投与した群の3群での効果を比較し、相乗効果を検討する。
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Research Products
(4 results)