2019 Fiscal Year Annual Research Report
質的研究論文の教育資源提供ネットワークQUARIN-Jの開発
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19H03929
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
萱間 真美 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (60233988)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西村 ユミ 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (00257271)
木下 康仁 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 特任教授 (30257159)
グレッグ 美鈴 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60326105)
三浦 友理子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (70709493)
小山田 恭子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70719252)
麻原 きよみ 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (80240795)
山本 則子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (90280924)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 看護研究 / 質的研究方法 / 論文投稿 / 論文査読 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年8月25日に、聖路加国際大学において、QUALIN-Jのキックオフミーティングを開催した。看護系学会協議会所属の47学会の学会誌編集委員長に開催案内を送付、うち28学会から編集委員長または編集委員が参加した。ミーティングでは、質的方法を用いた学術論文の査読、掲載に際して経験した困難と、その解決のために必要な支援を分かち合い、焦点化する小グループによるフォーカスグループを実施した。キックオフミーティングにおいては、今後の資源開発に参加を希望する研究協力者の登録を依頼した。その結果、参加28名中、26名が研究に引き続き参加したいとの希望を表明し、共同研究者としての登録が得られた。
フォーカスグループでの話し合いは、参加者の同意を得て録音し、逐語録を作成した。内容の共通性に注目し、質的データ分析ソフトNVIVOを用いて分析した。 分析の結果、2020年度に開発すべき資源が明らかになった。①査読者向け資源の開発:good reviewerのインタビュー(今後、査読者の顕彰制度の創設を視野におく)、②編集委員向け資源の開発:good editorのインタビュー(前項同様に、編集者の顕彰制度創設を検討する)、③編集委員長向け資源の開発:異なる査読結果をうまくまとめた事例の分析 であった。また、引き続き投稿時に著者が方法論について選択する、キーワードリストの開発についても継続することとした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
キックオフミーティングには看護系学会協議会会員学会の過半数の参加が得られ、共同研究者の登録も順調であったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度は、COVID-19流行により、海外渡航は困難と考えている。幸いにも、上記の資源開発は国内での遠隔システムを用いたインタビューが可能である。国内のミーティングに関しても遠隔システムを利用した実施を考えている。
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