2021 Fiscal Year Annual Research Report
Construction of comprehensive care system model of preventing Self-Neglect: for preventive intervention and prevention of severity
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19H03968
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
岸 恵美子 東邦大学, 看護学部, 教授 (80310217)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浜崎 優子 佛教大学, 保健医療技術学部, 教授 (00454231)
小長谷 百絵 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (10269293)
野尻 由香 国際医療福祉大学, 大学院, 准教授 (10407968)
川北 稔 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (30397492)
吉岡 幸子 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (40341838)
今村 晴彦 東邦大学, 医学部, 助教 (40567393)
望月 由紀子 東邦大学, 看護学部, 准教授 (70440253)
坂本 美佐子 東邦大学, 看護学部, 講師 (80807280)
渡辺 昌子 東邦大学, 看護学部, 助教 (90405613)
下園 美保子 大和大学, 保健医療学部, 教授 (90632638)
上地 賢 東邦大学, 健康科学部, 講師 (90802520)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | セルフ・ネグレクト / 予防的介入 / 重度化防止 / 介入プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
研究者らが開発したセルフ・ネグレクト事例に対するアセスメントツール、および支援ツールの項目について、さらに精錬させるために、セルフ・ネグレクト事例の支援経験のある専門職にインタビュー調査を実施した。 研究者らが開発したセルフ・ネグレクト事例に対するアセスメントツール、および支援ツールの項目は、高齢のセルフ・ネグレクト事例や、不衛生な家屋に住むセルフ・ネグレクト事例の分析から抽出した項目であり、若年のセルフ・ネグレクト事例や多様なタイプのセルフ・ネグレクト事例にも適用可能なものに精錬させる必要があり、支援ツール項目の精度を高め、有用な支援ツールの開発が急務であると考えた。 研究対象は、セルフ・ネグレクト事例の支援経験がある専門職のうち、地域包括支援センター、障害者相談支援センター等に勤務するセルフ・ネグレクト事例の支援経験のある専門職のうち、複数の終結した事例を支援した経験のある者とし、機縁法で対象者を選定した。研究方法は、半構成的面接法を用いた質的帰納的研究とした。対象者に事例を想起してもらい、事例の概要、アセスメントの実施時期とその内容、支援の実施時期とその内容についてインタビューを実施した。調査期間は令和3年7月~令和4年3月であった。結果として7名の対象者にインタビューを実施し、高齢のセルフ・ネグレクト事例について4例、若年のセルフ・ネグレクト事例3例の計7例について語ってもらうことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画では令和3年度にインタビュー候補者を選定し、インタビューを実施予定であったが、コロナの感染拡大の影響でインタビュー協力が予定通りに得られなかった。 その後、インタビュー協力に時間を要したが、インタビュー候補者が選定でき、インタビューを実施できた。
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Strategy for Future Research Activity |
セルフ・ネグレクト事例の支援者へのインタビュー調査の結果の分析を行い、その結果をもとに研究者らで検討し、アセスメントツール・支援ツールの項目を再度検討し、重度化防止プログラムおよび予防的介入プログラムの開発を行う。
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