2020 Fiscal Year Annual Research Report
ファシズム期における日独伊のナショナリズムとインテリジェンスに関する人類学史
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19H04363
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Research Institution | J. F. Oberlin University |
Principal Investigator |
中生 勝美 桜美林大学, リベラルアーツ学群, 教授 (00222159)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 雅一 国際ファッション専門職大学, 国際ファッション学部, 教授 (00188335)
栗本 英世 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (10192569)
泉水 英計 神奈川大学, 経営学部, 教授 (20409973)
飯田 卓 国立民族学博物館, 人類文明誌研究部, 教授 (30332191)
臼杵 陽 日本女子大学, 文学部, 教授 (40203525)
池田 光穂 大阪大学, COデザインセンター, 教授 (40211718)
江川 純一 明治学院大学, 国際学部, 研究員 (40636693)
飯嶋 秀治 九州大学, 人間環境学研究院, 准教授 (60452728)
山田 仁史 東北大学, 文学研究科, 准教授 (90422071) [Withdrawn]
佐藤 若菜 新潟国際情報大学, 国際学部, 准教授 (90788928)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 文献調査 / アーカイブ資料 / リモート会議 / インテリジェンス / 人類学史 |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナ禍による海外調査が全面的に停止となり、国内も外出自粛による図書館の閉鎖によって、国内での調査も実質的に不可能となった。海外渡航が再開できることを期待して、研究代表者に研究費をプールし、各自に文献調査として分担金を配分し、海外渡航ができるようになった場合に、再配分することにしたが、結局年末になっても国内外の調査はめどが立たず、再度研究費を再配分して、各自の文献調査に切り替えた。 昨年までの海外調査のデータを整理し、各自のテーマで論文執筆に専念することにした。国内での研究会も、対面での会合は不可能となり、リモート会議方式で各自の進捗状況を報告した。 中生は、文献資料による戦前から戦後の人類学の連続性について検証し論文を作成した。池田は、軍事的インテリジェンスの研究の倫理についての論考を発表した。佐藤は、1978年以降の日中交流を、ミャオ族の民族衣装を機軸に、文献によりまとめた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍による海外調査が全面的に停止となり、国内も外出自粛による図書館の閉鎖によって、国内での調査も実質的に不可能となった。 対面での研究会も自粛により不可能となり、遠隔会議のみで意見交換しかできない状況になったため、フィールドワークが不可能な状況で、どのように研究を進められるかが喫緊の課題となった。
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Strategy for Future Research Activity |
海外調査が不可能になったが、情報交換をして、いくつかの海外のアーカイブは、ネットでの検索、PDFによる資料公開が進みつつあるので、そうした情報を交換して、海外のアーカイブ調査を、アーキビストとの連絡により可能になるか模索したい。
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Research Products
(15 results)
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[Book] 京大よ、還せ2020
Author(s)
松島 泰勝、山内 小夜子
Total Pages
256
Publisher
耕文社
ISBN
978-4863770607