2023 Fiscal Year Annual Research Report
大メコン圏における中国の「一帯一路」構想の実態と影響に関する比較事例分析
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19H04365
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
渡辺 紫乃 上智大学, 総合グローバル学部, 教授 (10582637)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣里 恭史 上智大学, グローバル教育センター, 教授 (40262927)
サムレト ソワンルン 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (90614371)
NGOV Penghuy 名古屋大学, アジアサテライトキャンパス学院(国際開発), 特任准教授 (80528167)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | エコノミック・ステイトクラフト / 一帯一路 / 中国 / カンボジア / 世論 |
Outline of Annual Research Achievements |
・2023年度は本研究の最終年度であった。そのため、本研究の研究期間中に行ったサーベイ調査のフォローアップのための現地調査に加え、海外での研究報告や論文執筆を行い、研究成果の発信に重点をおいた。 ・現地調査では、ベトナムのハノイとシンガポールを訪問し、政府関係者や研究者などへインタビューを行い、現地のワークショップやセミナーで研究成果を発表した。カンボジアでは、カンボジアの政府関係者や研究者、企業関係者、プノンペンに駐在しているアジアや欧州諸国の政府関係者や国際機関の職員などと積極的に意見交換を行った。また、プノンペンの研究所などで研究報告を行い、研究成果の発信に努めた。さらに、プノンペンとタイとの国境近くのポイペトを訪問し、現地の経済特区における中国企業の投資状況などのヒアリングを行い、これまでのサーベイ調査を補完した。 ・オンライン会議を活用し、ラオスのラオス国立大学、タイのチュラロンコン大学の研究者とワークショップや研究会を開催し、東南アジアにおける中国の進出状況やその影響について意見交換を行い、最新の状況の把握に努めた。また、研究代表者と研究分担者は、サーベイ調査の結果分析や論文執筆のための準備を行った。 ・これまでに引き続き、日本国内で中国の対外政策や「一帯一路」の実態、東南アジアへの進出状況などの関連文献や統計データの収集を行い、英語論文を執筆し、海外のジャーナルに論文を投稿した。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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