2022 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19K00033
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
吉満 昭宏 琉球大学, 人文社会学部, 准教授 (10585227)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浜崎 盛康 琉球大学, 人文社会学部, 客員研究員 (30208574)
大城 信哉 琉球大学, 人文社会学部, 非常勤講師 (20836259)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 道理性 / クリティカル・シンキング / 決疑論 / S・トゥールミン / L・ライト / 看護過程 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、「道理性(reasonableness)」概念における「原理編」と「応用編」から成る。4年目(2022年度)は最終年度に当たり、その原理編・応用編に関する総決算として、報告書『道理性概念の研究』(123頁)を出版できた。なお、当報告書には三本の論文を載せているが、その内の二本(「決疑論は方法か態度か」「初期アングリカニズムとふたつの決疑論」)は既存の論文の再録であり、残る一本はこれまでの論考を踏まえた上での書き下ろしである(「道理的クリティカル・シンキングの基礎と応用」)。特に「道理的クリティカル・シンキングの基礎と応用」については、このタイトル通り、当研究課題の原理と応用に関する「集大成」とも言える内容で、研究全体の成果を再確認できたと同時に、新たな課題と方向性を見出すこともできた。 また応用編としては、(合計12回を超える)読書会・研究会を通じて、「クリティカル・シンキングと看護過程」と「決疑論の歴史的研究」に関して、それぞれ論文の形となって成果を出せた。前者に関しては、吉満・浜崎の共著論文「クリティカル・シンキングの定義と看護過程」にてなされた。後者に関しては、大城の単著論文「イングランド宗教改革神学と「現世的」なもの」にてなされた。
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Research Products
(4 results)