2023 Fiscal Year Research-status Report
On Non-manual Expressions in Japanese Sign Language
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19K00590
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Research Institution | Kobe City College of Technology |
Principal Investigator |
今里 典子 神戸市立工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (90259903)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 日本手話(JSL) / 非手指表現(NME) / 口型 / ジェスチャー / 文法化 / 構文 / 借用 |
Outline of Annual Research Achievements |
5月にコロナが5類に分類されるまでは、前年度に引き続きマスク着用が義務付けられたこと、分類変更後もマスク着用が広く許容されていたこと、さらに日本手話のネイティブサイナーである研究協力者に無理を強いることを避けたこと、これらの理由により、口型を中心とした非手指表現を撮影することは実質的に不可能、あるいはかなり難しい状況となり、実施ができなかった。ただしこの期間、積極的に協力を申し出てくださった日本手話コンサルタントにご協力いただき、今後の撮影について相談をして、次年度以降に撮影を開始することができる段取りとなった。これまでにまとめている日本手話の口型とその機能の対応関係をもとに、撮影できるように例文等を準備した。撮影場所も見当をつけ、本格的な撮影は次年度の長期休暇期間中に実施できるように備える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
引き続き日本手話ネイティブサイナーである研究協力者による、インタビュー・テスト、データ撮影、確認作業などができなかったことから、ほとんど予定通り進めることができなかった。しかし、次年度の撮影開始に向けて協力者と共に準備を始めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度の撮影開始に向けて協力者と共に準備を始めることができたことから、再度延長を行い、その分を取り戻す予定である。手法は初期の予定通りに戻して、次年度より進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
コロナの影響が続き、研究開始当初の計画にある方法に完全に戻すことは叶わず、特に手話データの撮影が困難であったことから、特に研究協力者への謝金、撮影場所としての会場借上げ費、交通費など、本来支払うべき費用を中心に残金があるため。
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