2021 Fiscal Year Research-status Report
Advancing written corrective feedback: developing and testing a support site for writers
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19K00853
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Principal Investigator |
R・S Lavin 熊本県立大学, 文学部, 教授 (70347699)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Morrow Jeffrey 熊本県立大学, 環境共生学部, 准教授 (10760093)
吉井 誠 熊本県立大学, 文学部, 教授 (70240231)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | writing / ライティング / 応用言語学 / 英語教育 / ZPD / エラー訂正 / 文法 / 最近接発達領域 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、日本人学生の英語のライティングのエラーを効果的、効率的訂正する、長期的に学生が起こすエラーを減らすことを目的としている。当該年度は、 COVID-19 のことがあって、学会がキャンセルされたり、思うとおり発表ができなかったが、以下の点で研究が進んでいる: 教員及び学生の意見により、従来のウェブサイトの多くの投稿の更なる編集をした。以前と同様に、編集は2種類があり、一つは分かり易さを増すための文言修正、もう一つは例文の増加や変更(学生の最近のエラーの例文を優先する)。所属学科の英語運用能力のカリキュラム変更が2年目となり、現在学生が使っている教科書と現行のウェブサイトの併用による相乗効果が得られるようなシステムになっている。学生の作文のフォーカスしたいエラーにエラーの種類による色でカラーコーディングし、学生がGoogle Forms でその色を選び説明が出てくるような仕組みになっている。 従来のウェブサイトのデザインに制限があると明らかになっている。ウェブサイトを作成した時、micropost の概念と投稿のし易さを重視し、そのお陰で役立つサイトにスムーズに、有機的に展開することができたが検索の機能がないため、教員が指示した micropost だけを読む学生が殆ど。そういう指摘と学生のフィードバックに基づいて、デザインを更新した。それに対するフィードバックを得て、混雑さを避けながら、十分な情報を提供するというバランスが必要であると分かった。 理論の面では、学生のライティングの発展を最近接発達領域 (Zone of Proximal Development, ZPD), scaffolding と imitation の概念を展開した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
総合的に遅れているので、一年延長することとしていう。 ウェブサイトの完全な redesign が遅れている。それには三つの理由がある:(1) 理論の面では、最初に予想しなかった方向に進んで、それに予定より大幅に時間を使った。(2) 学生の間、教員の間、現行のウェブサイトをどのように改善すへべきかという同意を得ることが意外に難しかった。 改めたデザインも期待ほど良くなく、更なる修正の必要が生じた。(3)投稿の数が多く、細かい編集作業が思ったより時間が掛かっている。
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Strategy for Future Research Activity |
以下のことに取り組む:(1) ウェブサイトの更なる修正をする。学生に使わせ、感想を求める。同時に分担者と一緒に検証を行い、その他の教員にコメントを依頼する。今回はその過程に時間を制限し、改善項目に優先順位を付ける。 (2) カラーコーディング、上記のウェブサイト、教科書、Google Forms による訂正システムを改良する。(3) 理論の面では、最近接発達領域とエラー訂正の関係(潜在的な発展の検出の方法)についてもっと詳しく研究する。
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Causes of Carryover |
参加する予定の学会がキャンセルされた。また、作業が予定より時間がかかった。 ウェブサイトの大幅のデザインの修正は本年度し、学会発表もする。
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