2022 Fiscal Year Research-status Report
Advancing written corrective feedback: developing and testing a support site for writers
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19K00853
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Principal Investigator |
R・S Lavin 熊本県立大学, 文学部, 教授 (70347699)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Morrow Jeffrey 熊本県立大学, 共通教育センター, 教授 (10760093)
吉井 誠 熊本県立大学, 文学部, 教授 (70240231)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | writing / ライティング / 応用言語学 / 英語教育 / ZPD / エラー訂正 / 文法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、日本人学生の英語のライティングのエラーを効果的、効率的訂正する、長期的に学生が起こすエラーを減らすことを目的としている。当該年度は、前年度に続いて、集めてきたデータを社会文化理論の観点から解釈に勤め、この25年間の研究の流れに結び付けて、それについてスペインの学会で発表し、それに基づいた論文を執筆した。また、国内の学会にて、社会文化理論において重要な概念である最近接発達領域 (ZPD)の解釈、ライティングにおいての活用法について発表した。 教員によるライティングのエラーの訂正は時間がかかり過ぎれば、嫌になったり、最後の方は手を抜く等の可能性がある。また、その時その時の判断に任せる分が多くなると、やり方を途中で変えたり、一定の基準でエラーを直すことが難しくなる。そのため、本プロジェクトでは、学生から課題が Microsoft Word やGoogle Docs で出された時、予め作成されている説明へのリンクのみの入ったコメントの形でフィードバックができることが原則である。基本的、説明をその場で考えなくて良いので、通常のフィードバックを比較的楽に提供できれば、必要に応じて個人の学生に口頭でその人に合った個別なフィードバックがもっと提供できるはずである。そのため、必要な情報が抜けていると困るので、当該年度は、担当しているセミナーの学生が起こしたエラーに基づいて、新しい micropost を作成した、 website に加えた。特に、定型表現のものが多かった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19 のことがあって、学会などが予定通り行われなかったり、行われても出張に制限があったりしていた。(しかし、年度の終わりにほぼ通常通りに戻った。) 研究計画がやや甘く、さまざまな作業(新しい micropost を作成するなど)が要する時間を過小評価したというのも反省点である。
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Strategy for Future Research Activity |
これからは適切にプロジェクトを完成せざるをえないので、新しい micropost を作成するのを辞めて、内容を整理し、website のデザインを微修正し update をすることにする。完成した website を他の教員に使ってもらい、フィードバックを得て、それを纏め、その結果を発表する。
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Causes of Carryover |
計画したことは R4 年度に全て完成ができなかったため、残りは R5年度で使用する。主に、website の更新とホースティングに使用する予定である。
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