2023 Fiscal Year Annual Research Report
Advancing written corrective feedback: developing and testing a support site for writers
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19K00853
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Principal Investigator |
R・S Lavin 熊本県立大学, 文学部, 教授 (70347699)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Morrow Jeffrey 熊本県立大学, 環境共生学部, 准教授 (10760093)
吉井 誠 熊本県立大学, 文学部, 教授 (70240231)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | writing / ライティング / corrective feedback / 英語教育 / ZPD |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、日本人学生の英語のライティングに関するものです。目的は、エラーを効果的、効率的訂正し、長期的に起こすエラーを減らす目的としている。ウェブサイトを作成し、そのウェブサイトに日本人学生が頻繁に起こすエラーに関する情報を集める。その情報は学生にとって分かりやすいもので、エラーとそれを訂正した例文と説明から構成される。どれ位役に立つかにあたっての重要な点は以下のことが含まれる:記載するエラーの選択、一つ一つの説明の使いやすさ、分かりやすさ、必要な情報への導きやすさ(探しやすさ等)。システムの基本的な発想は、教員が学生の英語のライティングの提出を Google Docs など、リンクを貼れるソフトで求める。そのリンクは特定のエラーに関する micropost である。教員が添削する時、一つ一つの説明などをその場で書くのではなく、予め書かれている適切な説明へのリンクを貼る。学生がそのリンクをクリックすると、その説明を読み、その説明に基づいて適切に訂正する。従来のやり方に比べて利点として挙げられるのは、教員の添削の時の時間の節約、より磨かれた説明と良い例文の提供、および学生の意識の変更がある。その意識の変更は、同じリンクが何度か同じ作文に貼ってある時に、同じ類のエラーを頻繁に起こしていることに気づいてほしい、エラーにはパターンがあることに目覚めてほしい。 当該年度は、カバーしているエラーの数を大幅に増やして、もともとあった多くの説明を改良し(説明を書き直したり、例文のないものに例文を加えて、例文のあるものに例文の置き換えや例文の加筆、サイトのデザインの微調整ができた。研究期間全体を通じて、サイトの構築、学生への紹介(授業で使って、利便性等の確認)、デザインの修正、カバーしているエラーの大幅の増加、一つ一つの micropost の修正ができた。
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