2021 Fiscal Year Research-status Report
開発・安全保障の連結ー人の移動をめぐるEU対外政策分析への応用
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19K01500
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
増島 建 神戸大学, 法学研究科, 教授 (30286017)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 人の移動 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、「開発・安全保障の連結ー人の移動をめぐるEU対外政策分析への応用」と題して、近年みられる開発と安全保障の間の相互関連の増大の実態と問題点を、欧州連合(EU)による域外からの難民・移民に関する政策の分析を通して明らかにしようとするものである。2021年度においても予定していた海外出張調査及び研究者の招聘ともにコロナ禍による渡航制限のために実施できず、研究の遂行に引き続き大きな支障が生じた。本年度は、欧州の研究協力者との間で複数回遠隔による研究打ち合わせを行うとともに、成果発表を研究代表者の本務校において遠隔によって行った。研究期間を延長いただいたので、最終年度に現地調査と成果発表をまとめて行うべく、研究協力者との間で計画をとりまとめることができた。しかし研究成果については、まったく現地調査が実施できていないことから本年度は発表するに至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2021年度においても予定していた海外出張調査及び研究者の招聘ともにコロナ禍による渡航制限のために実施できず、研究の遂行に引き続き大きな支障が生じた。しかし一方では海外の研究協力者との間で研究打ち合わせが進展しており、最終年度において研究の総括を行うめどをたてることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
海外の研究協力者との間で定期的にオンラインで研究打ち合わせを行った結果、最終年度にワークショップを開催し、その成果を海外で雑誌もしくは単行本として公刊する準備に入っている。ワークショップを年度内に開催し、研究成果を英語で公表することによって、本研究を完成させるめどがたっている。
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Causes of Carryover |
コロナ禍による海外渡航制限によって海外出張調査および海外の研究協力者の招聘を実施することができなかったため次年度使用額が発生した。最終年度においては、海外出張調査を実施するとともに、国際ワークショップを開催することを予定している。
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