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2021 Fiscal Year Annual Research Report

Strong Effects of Weak Norms: Civilian Control in Japan and Germany

Research Project

Project/Area Number 19K01527
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

阿部 悠貴  熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(法), 准教授 (70588665)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords国際関係論
Outline of Annual Research Achievements

2021年度はこれまで行ってきた理論的考察を発展させるべく、さらに多くの文献を講読した。これにより過去20年に発表された論文を包括的にカバーすることができ、加えて既存研究が見落としていた点をより明快な形で指摘できるようになったと考える。こうした成果の一部は学会誌『グローバル・ガバナンス』に書評論文として公表することができた。理論部分の章の構想が整ったため、英語での執筆を開始し、完成することができた。この蓄積ができたため、今後は多くの分野に応用していきたい。
また2021年度の後期からドイツでの在外研究を開始した。新しい環境で多くの資料にアクセスできるようになっただけではなく、10月、3月にベルリンの国立図書館を訪問し、まとめて資料、文献を収集することができた。この二回目のベルリン訪問では学術・政策財団(Stiftung Wissenschaft und Politik)の研究者二名と面会し、研究に関する大変貴重なアドバイスをもらうことができた。
在外研究という時間を最大限利用し、自身の研究に専念することができた。これまで取り組んできた日本の事例に関する文献を整理し、あわせてドイツの事例に関する多くの文献を渉猟した。この間、これまで想定していなかった新たな事実を発見することもでき、大変有意義な形で研究を進められた。今後は日独の再軍備に関する比較考察をまとめ、論文として発表していく予定である。
研究費はドイツへの渡航費、ベルリンでの資料収集のための旅費、文献の購入に使用した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 国際関係論における「規範の論争」─近年の議論に着目して─2022

    • Author(s)
      阿部悠貴
    • Journal Title

      グローバル・ガバナンス

      Volume: 8 Pages: 108, 115

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2022-12-28  

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