2019 Fiscal Year Research-status Report
知的障害・発達障害児者のインクルーシブ教育の制度刷新にむけた国際比較研究
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19K02177
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Research Institution | Niimi College |
Principal Investigator |
井上 信次 新見公立大学, 健康科学部, 准教授(移行) (80441484)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
末光 茂 社会福祉法人旭川荘(総合研究所特別研究部門), 特別研究部門, 所長 (80235837)
小田桐 早苗 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (10461245)
大石 博之 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (30805057) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 社会福祉 / 知的障害者 / 発達障害者 / 大学進学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は、2020年度の本調査実施のための準備期間とし、研究計画に基づき、定期的な情報交換と研究報告をもって研究が進められた。研究メンバーはそれぞれ関連する学会等に参加し、知的障害者・発達障害者の高等教育に関する最新の研究を把握し、また関連する研究者、行政関連者とのネットワーク構築を行った。 実地調査は、知的障害者・発達障害者が学ぶカレッジで2回実施した。海外調査として、米国サンフランシスコの関連施設で聞き取り調査を行った。主に、以下に関する情報を得た。1)米国内の高等学校卒業延長について、2)Community College内のAA学部の現状、3)High school employment programの計画、4)Early Head Startプログラムの現状についてである。以上のなかで、transitionやinclusionについて日米対比を行い、今後の研究の視点を得た。 研究成果として、米国サンフランシスコ内の機関において報告を行った(2020年2月)。報告は「Educational support for people with intellectual / developmental disability after high school in Japan」として、日本の大学における障害者の受入状況や課題、文化的多様性における障害のとらえ方、発達障害の把握の仕方等について議論を行った。 実地調査は3施設以上、海外調査を複数回行う予定であったが、新型コロナウイルス感染症蔓延により、海外渡航、実地調査が不可能になった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年1月以降に実施予定であった多くの調査、研究会はコロナウイルス感染症蔓延のため実施できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の感染状況を判断し、国内関連施設及び海外渡航を伴う実地調査については2021年1月以降に変更する。ただし、同感染症の状況によっては大きく遅れる可能性がある。
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Causes of Carryover |
コロナウイルス感染症蔓延のため、当該年後に予定していた全ての調査ができなかったため、翌年度に予定を変更したため。
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