2021 Fiscal Year Research-status Report
知的障害・発達障害児者のインクルーシブ教育の制度刷新にむけた国際比較研究
Project/Area Number |
19K02177
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Research Institution | Niimi College |
Principal Investigator |
井上 信次 新見公立大学, 健康科学部, 教授 (80441484)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
末光 茂 社会福祉法人旭川荘(総合研究所特別研究部門), 特別研究部門, 所長 (80235837)
小田桐 早苗 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (10461245)
大石 博之 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (30805057) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 知的障害 / 発達障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
社会福祉法人職員及び一般市民を対象にした質問紙調査を実施し、知的・発達障害者の生涯学習に対する認識とその規定要因を明らかにした。その結果を第73回日本教育社会学会大会で報告し、さらに2本の論文にまとめた。以下を明らかにした。 第1に、知的・発達障害者に対する生涯学習が必要だという認識が認められた。支援に従事する人の認識には、進学への意欲がある知的・発達障害者の進学を否定はしないが、大学等への進学を積極的に進めることができないという意識が認められた。 第2に、知的・発達障害者に対する知識と密な接触経験がイメージに影響し、またイメージが「障害者の生涯学習」への認識に影響を与えていた。 第3に、高等学校を卒業した知的・発達障害者の進路として教育の場をいかにして展開していくかが今後の大きな課題となる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の蔓延により海外での調査を実施できなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の感染状況を見て海外での調査を実施する。海外での調査が不可能な場合は、国内の調査(Webを利用した全国調査)に切り替え、知的・発達障害者の進学に対する価値観に関する質問紙調査を行う。
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Causes of Carryover |
海外での調査が実施できなかったため。
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Research Products
(3 results)