2022 Fiscal Year Research-status Report
教育分権の国際的な比較研究-階層的・財政的分析と多様な効果の混合的な検証を通して
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19K02430
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Research Institution | Naruto University of Education |
Principal Investigator |
石坂 広樹 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (20537493)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
島田 健太郎 開志専門職大学, 事業創造学部, 助手 (90829178)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 教育行政・財政 / 意思決定 / 教育分権 |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナ禍での渡航が困難であったことや調査の効率性を高めるため、大学研究者や教育省職員の研究協力者による遠隔調査を実施した。 セネガル・ガーナの2か国において、国・地方・学校レベルのそれぞれについて以下のデータを収集できた。 ・教育政策の意思決定者へのインタビューデータ ・教育財政状況に関するデータ・情報
今年度はデータ収集・分析を行い、来年度に学会発表・論文執筆を実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍での渡航が困難であったことが研究調査の計画・実施に大きな影響を与えた。代替策として遠隔調査を2か国で実施し、データ収集が可能となったことから、来年度についても遠隔調査を中心に調査を継続していく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度は、データの継続収集と学会発表・論文執筆を行っていく予定である。 詳細は次の通り。①アメリカにおけるインタビュー・データ収集(遠隔調査)、②中南米2カ国におけるインタビュー・データ収集(遠隔調査)、③インドネシアにおけるインタビュー・データ収集(遠隔調査)、④2か国における追加調査(実地調査)、⑤国際学会におけるセネガル・ガーナのデータの分析・比較の結果の発表、⑥セネガル・ガーナのデータを中心とした比較研究に関する論文の執筆・投稿
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Causes of Carryover |
コロナ禍の影響により当初計画にあった調査活動を次年度に繰り越す必要があったため。
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