2022 Fiscal Year Annual Research Report
Ageing and Passivation Effects in Perovskite Solar Cells
Project/Area Number |
19K05666
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ペロブスカイト / 太陽電池 / 耐久性 / 評価 / 物性 |
Outline of Annual Research Achievements |
この研究プロジェクトは、ペロブスカイト太陽電池の安定性と耐久性を向上させることを目的としています。材料やセル構造設計の革新は、デバイスの動作寿命を評価し、劣化や損失のメカニズムを調査することによって知らされます。 私はこの間、さまざまな研究者と共同で、ペロブスカイト太陽電池の多くのシリーズを測定してきました。記録的な錫-鉛ペロブスカイト太陽電池の寿命データが最近発表されました(Energy Environ. Sci. 2022, 15, 2096-2107. DOI: 10.1039/d2ee00288d )。寿命とインピーダンス測定は、鉛ペロブスカイト太陽電池のための新しい正孔輸送材料の研究の一部として含まれていた(Solar RRL, 2022, 6, 2100877, Chem. Sci. 2021, 12, 13513-13519. doi: 10.1039/d1sc04221a)。 当研究室からスピンオフしたベンチャー企業、エネコート・テクノロジーズが作成した封止デバイスやモジュールの動作寿命測定を行っています。また、最近、彼らが同様の測定ステーションを設置するのを手伝い、私が開発した出力追跡アルゴリズムを提供した。この装置をベースにした新しい装置が30台、当研究室に設置される予定です。 私は、環境光利用アプリケーションの潜在的な候補として、分子単層正孔抽出層(HEL)であるMeO-2PACzで作製したp-i-nペロブスカイト太陽電池の評価を行いました。これらのデバイスの耐久性は、Spiro-OMeTAD正孔輸送層に基づくn-i-p構造を有する以前の参照デバイスよりも著しく優れていることが判明した。(Sol. Energy Mater. Sol. Cells 2022, 245, 111885. DOI: 10.1016/j.solmat.2022.111885)
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Research Products
(6 results)