2021 Fiscal Year Annual Research Report
免疫不全豚を用いた結節型肝癌実験モデル作成と血流動態-病理相関の検討
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19K08104
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
井上 政則 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30338157)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
淵本 大一郎 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, グループ長補佐 (10343998)
中塚 誠之 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50188984)
上野 彰久 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (80348755)
板野 理 国際医療福祉大学, 医学部, 主任教授 (90265827)
鈴木 俊一 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員 (90391581)
松田 祐子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (90534537) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 免疫不全豚 / 肝癌 / 動物実験モデル / 画像 / 病理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は2頭のRAG2-KO免疫不全ブタの繁殖・供給が可能であった.この免疫不全ブタを用いてA431類上皮癌株を肝実質に移植を行った.ヌードマウスをの皮下にA431類上皮癌株を接種し,固定化させた.この固定化させたA431類上皮癌株を生後4.5ヶ月の免疫不全豚に全身麻酔を行い,開腹下に肝臓2か所に移植した.移植後4週間で適宜超音波で肝内の腫瘤の発育を確認しながら,最終的にCTの撮影を行った. 全身麻酔,気管挿管を行い経静脈的もしくは事前に挿入した中心静脈カテーテルからヨード造影剤の急速注入を行い,ダイナミックCTの撮影を行った.腫瘍のvascularityを判定するため単純CTに加えて動脈相と平衡相の2相の撮影を行った.その後,安楽死させてから肝臓を摘出.現在パラフィン固定による病理検体作成とCT画像の解析を行っている最中である.
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