2020 Fiscal Year Research-status Report
Harmonization of FDG-PET/CT and an imaging biomaker: A Japanese multicenter study
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19K08187
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
北島 一宏 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (80448860)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山門 亨一郎 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (20263022)
甲斐田 勇人 近畿大学, 医学部, 講師 (40299425)
伊藤 公輝 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医長 (40602074)
関根 鉄朗 日本医科大学, 医学部, 講師 (00747826)
大崎 洋充 群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 准教授 (90392349)
濱田 顕 近畿大学, 大学病院, 助教 (80772954)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | PET / ハーモナイゼーション / イメージングバイオマーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
参加4施設の乳癌症例のPET画像を集め、PETの定量値(腫瘍の最大集積であるSUVmax、集積の体積であるMTV、SUVmeanとMTVの積であるTLG)にファントム実験で検証したガウシャンフィルターをかけてハーモナイゼーション(標準化)を行う事に成功した。 手術が施行された乳癌stageⅠ~Ⅲ期の乳癌患者546人において、estrogen receptor (ER)-positive/human epidermal growth factor receptor 2 (HER2)-negativeの344人とHER2-positiveの110人とtriple-negative caseの92人に分けて、ハーモナイゼーションしたPET定量値(最大SUVmax、MTVの合計、TLGの合計)が予後予測(再発や死亡の予測)に有用であることを明らかにし、Oncotarget. 2021 Jan 19;12(2):95-105. doi: 10.18632/oncotarget.27851に論文発表できた。 化学療法で治療されたstageⅣ期の乳癌患者65人において、estrogen receptor (ER)-positive/human epidermal growth factor receptor 2 (HER2)-negativeの29人, HER2-positiveの23人とtriple-negative caseの13人分けて、ハーモナイゼーションしたPET定量値(最大SUVmax、MTVの合計、TLGの合計)が予後予測(再発や死亡の予測)に有用であることを明らかにし、Hell J Nucl Med. 2020 Sep-Dec;23(3):272-289.に論文発表できた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ハーモナイゼーションの基礎的検討の後、臨床例での検討も乳癌症例で行い、その成果を論文発表できた。順調と言える。
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Strategy for Future Research Activity |
肺癌の手術症例で、ハーモナイゼーションしたPET定量値が、予後予測のイメージングバイオマーカーとして使えるかを、最終年度にあたる今年度行う予定である。
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Research Products
(2 results)