2019 Fiscal Year Research-status Report
非脱分極性筋弛緩薬がマクロファージを介した炎症反応調節系に与える影響
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19K09315
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
笹川 智貴 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (30400112)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 筋弛緩薬 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度の研究計画は、①マクロファージ細胞培養系の確立、②LPS 環境下Raw264.7 細胞における炎症性サイトカイン放出量の測定、③ニコチン、GTS21投与下における炎症性サイトカイン量の測定、④ロクロニウム投与は炎症性サイトカイン抑制効果を解除するか、であったが、細胞培養系など従前の研究系を利用するため新たな機器購入は今年度行わなかった。学内人事の急な変更とCOVID19対応によりエフォートを基礎研究に分配することが極めて困難であったため、今年度の研究の進捗は得られなかった。令和2年度からは研究にエフォートを配分できる状態になったため、3年計画であった研究内容を2年間で遂行できるよう、早急に協力体制の強化および研究計画の再検討を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
学内人事の急な変更とCOVID19対応によりエフォートを基礎研究に分配することが極めて困難であったため、今年度の研究の進捗は得られなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
初年度は研究遂行が極めて困難であったが、令和2年度は研究協力者のサポートを得ながら、3年計画であった研究内容を2年間で遂行できるよう研究計画の再検討を行う。最終年度に予定している成果発表、特に海外への発信に向け、積極的に研究を開始する予定である。
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Causes of Carryover |
学内人事の急な変更とCOVID19対応によりエフォートを基礎研究に分配することが極めて困難であったため、今年度の研究の進捗はなかった。3年計画であった研究内容を2年間で施行できるよう再検討し、初年度購入予定であった機器や試薬などの消耗品を購入予定である。
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