2021 Fiscal Year Research-status Report
非脱分極性筋弛緩薬がマクロファージを介した炎症反応調節系に与える影響
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19K09315
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
笹川 智貴 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (30400112)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | マクロファージ / 筋弛緩薬 / 炎症 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度も引き続き①肺障害性マウスにおけるALPHA7アセチルコリン受容体刺激薬GPS21への検討②THP1細胞株やRAW264.7細胞株を用いたLPS刺激による炎症反応に対して筋弛緩薬ロクロニウムが炎症反応を増悪させるかを検討する実験を予定していたが、昨年度に引き続き新型コロナウィルス対応および新型コロナウィルス感染による新規実験の制限のため進展が得られなかった。 マクロファージ様細胞の取り扱いは近年で大きく変化しており、THP1細胞株やRAW264.7細胞株のような細胞株自体に癌細胞の特性を持つことや、継代による遺伝子レベルの変化が実際の生体における反応を示さない可能性は示唆された。ES細胞やiPS細胞を分化させてマクロファージに分化させるモデルも検討する必要があるかもしれない。学内BCPレベルの引き下げに伴い可及的速やかに実験を再開する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス対応および新型コロナウィルス感染による新規実験の制限のため大きな進展が得られなかった。学内BCPレベルの引き下げに伴い可及的速やかに実験を再開する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
大学を異動したため研究環境の変更があったが、実験設備等に問題は生じていない。可及的速やかに実験を再開し完了させる。
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Causes of Carryover |
当該実験に使用する薬品と動物の購入、学会発表の旅費と論文投稿の費用に充てる予定である。
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