2022 Fiscal Year Research-status Report
血小板と白血球の相互作用による敗血症増悪病態におけるmicroRNAの役割の解明
Project/Area Number |
19K09427
|
Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
影山 京子 関西医科大学, 医学部, 研究医員 (80347468)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中嶋 康文 近畿大学, 医学部, 教授 (70326239)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | microRNA |
Outline of Annual Research Achievements |
我々は、敗血症病態において、血小板から放出されるmicroRNA(miRNA)の白血球や樹状細胞への取り込み(Endocytosis and Membrane Fusion)が、炎症病態を修飾する重要な要因になると考えている。その機序と新しい治療法を見出すために、次世代シーケンサーによる網羅的なmiRNA発現解析、mRNA発現解析を行ったあと、遺伝子発現プロファイルのパスウェイ解析を、キアゲン社のIngenuity Pathway Analysis (IPA) を用いて施工し、有意に変化のあったパスウェイおよび、mRNA、miRNAを中心に定量性PCR法を施行し、非敗血症軍との群間比較を施工した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ窩のために、特に海外に発注した備品、消耗品の到着が遅れ、外注した実験を含め、実験の遂行にやや遅れを来しているため。
|
Strategy for Future Research Activity |
残りの実験過程の施工と、研究結果を学会で報告し、論文投稿したいと考えている。
|
Causes of Carryover |
去年度はコロナ窩のために、特に海外に発注した備品、消耗品の到着が遅れ、外注した実験を含め、実験の遂行にやや遅れを来した。残りの実験過程を施工するための実験消耗品購入と、研究結果を学会で報告し、論文投稿するための費用が必要である。
|