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2020 Fiscal Year Research-status Report

ミャンマーのカルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌を分子疫学・地政学的視点で解明する

Research Project

Project/Area Number 19K10599
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

萩谷 英大  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (30718531)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 濱口 重人  大阪大学, 医学部附属病院, 特任助教(常勤) (20735360)
朝野 和典  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (40202204) [Withdrawn]
明田 幸宏  大阪大学, 医学部附属病院, 講師 (60444527) [Withdrawn]
菅原 庸  国立感染症研究所, 薬剤耐性研究センター, 室長 (70452464)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords薬剤耐性 / カルバペネム / ミャンマー
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、ミャンマーにおけるCPE(カルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌)の拡散状況を全ゲノム解析に基づくアプローチで解明することで、世界的なCPE蔓延への具体的対応策を模索することを目指すものである。サンプル収集はミャンマー主要都市で行うことを予定していたが、共同研究機関との調整が難航し、2020年初頭時点では最大都市ヤンゴン及び首都ネピドで畜産検体を収集する方向で調整していた。
カウンターパートナーであるDr. Than Sein (President, People's Health Foundation, Retired Director (WHO-SEARO)), Dr. Than Hla (Advisor, Myanmar Livestock Federation), Dr. Dr Htay Htay Tin (Deputy Director-General, National Laboratory and Head of National Laboratory Institute)とのキックオフミーティングは2020年1月に終了したが、世界に猛威を振るう新型コロナウイルス感染症のため、そして、2021年2月に突如として起こった国軍のクーデターのため、今後、研究期間内に渡航できる可能性は極めて厳しい状況となった。
この状況において、ミャンマーに関連するCPE蔓延状況の一端を調査するために、ミャンマーから輸入された、もしくはミャンマー由来製品を用いて調理されたReady-to-Eat食品を対象に、CPEサーベイランスを実施している。現在44のサンプルをスクリーニングしたが、CPEは検出されていない。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2020年初頭から世界に猛威を振るう新型コロナウイルス感染症のため、そして、2021年2月に突如として起こった国軍のクーデターのため、現地への渡航可能性が絶望的であるため。

Strategy for Future Research Activity

研究期間内での実現可能性を考慮して、CPEスクリーニングの対象はReady-to-Eat食品に限定する。
可能な限り多くの食品サンプルを収集してスクリーニングを実施、CPE疑い株が検出された際にはゲノム解析が実施できるよう、準備を進める。

Causes of Carryover

予定通りに検体収集が進まず、菌株解析の段階に進んでいないため。
使用計画としては、次年度に実施予定の菌株解析にかかる費用等に充当する。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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