2021 Fiscal Year Research-status Report
領域横断型・積み上げ式・ディープ・アクティブラーニング地域包括ケア教材開発
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19K10749
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Research Institution | Tohto University |
Principal Investigator |
永田 亜希子 東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 准教授 (10323411)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 奈保 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (10291577)
石橋 みゆき 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (40375853)
飯野 理恵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (40513958)
石丸 美奈 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70326114)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ディープ・アクティブラーニング / 地域包括ケア / 領域横断型 / 多年次積み上げ式 / シミュレーション教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.領域横断型・積み上げ式地域包括ケア教材のホームページを作成(https://www.chiiki-sim.net/) 開発した教材を活用していただき、教材の改善を図り、看護学教育者との交流を図るためにホームページを作成した。ここでは、動画教材の一部視聴と、シミュレーションのシナリオの一部を提示している。 2.第41回日本看護科学学会学術集会での口演発表「地域で暮らす人の支援に関する動画教材の領域横断的活用の実際と学生の学び:多年次積み上げ式教材への課題」 高齢者への家庭訪問に関する動画教材を専門基礎科目・看護専門科目の複数科目で活用し、学生の学びから多年次積上げ式教材の領域横断的活用の効果と課題を発表した。その結果、同一の教材を、異なる学年・科目で使用しても、それぞれの学習目標の設定と授業展開で意図した学びが得られると示唆された。科目の学修目標の到達度、順序性、連動性を領域横断的に点検することで、同一教材による多年次積上げ式の学習が可能になることが明らかになった。 3.動画教材「慢性疾患を持つ高齢者への家庭訪問」の到達目標ルーブリックの作成 対象のアセスメント・援助の必要性の判断に関しての到達目標ルーブリックを作成した。生活背景・日常生活行動・身体機能・社会生活を含めたアセスメントについての到達目標が抽出された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
1.シミュレーション教材として、デブリフィーングの作成が未達成であること 2.急性期医療を受けて、在宅へ移行する場面に関してのシナリオ作成が遅れていることから、動画撮影に入ることができていないこと
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Strategy for Future Research Activity |
1.慢性疾患をもつ高齢者への家庭訪問の教材に関して、ブリーフィング・シミュレーション・デブリーフィングおよび到達目標ルーブリックを一つのパッケージとした教材の完成および多年次での活用例を提示してホームページで公表する。 2.急性期医療(急性心不全)を受けて、在宅へ移行する場面に関してのシナリオ作成を実施し、動画撮影を実施すること 3.開発したシミュレーション教材の活用事例の収集
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Causes of Carryover |
動画教材の作成に取り掛かることができなかったため、次年度使用額が生じた。
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