2021 Fiscal Year Annual Research Report
Systematizing the methods for advanced nurses to master the Physical Assessment
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19K10787
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
城生 弘美 東海大学, 医学部, 教授 (60247301)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | フィジカルアセスメント力 / 看護実践者 / 促進要素 |
Outline of Annual Research Achievements |
看護実践者のフィジカルアセスメント力定着を促進する要素の構造化をテーマとし、A県内の看護師を対象にフィジカルアセスメント力を向上させるために、どのような物理的・人的資源を受けたと捉えているかに関する調査研究である。 対象者はA県内全病院317施設の看護師とし、郵送法を用いた。その中で本研究の趣旨を理解し協力の得られた21施設の看護師を対象とし、調査期間は2022年2月1日~3月18日であった。調査方法は、研究者らが作成した質問紙を用い、質問項目は、対象者の属性(性別、専門学歴、職場の規模、診療科、職場の設置主体、現在の職位、有資格者の別等)、フィジカルアセスメントの研修受講の有無、基礎教育における教育経験の有無、身体各部位のフィジカルアセスメントについて、現在の業務内で自信をもって実施しているかについて、自身のフィジカルアセスメント力を向上させるのに役に立ったと考える基礎教育及び研修や実践の場において関わった職種、自身でフィジカルアセスメント力を向上させるための実施状況に関してであった。 結果は、A県内317病院の中で協力の得られた21施設3349名を対象とし、933名(回収率:27.9%)の回答が得られた。対象者の属性のうち女性847名(90.8%)が主であった。専門学歴は専修学校が最も多く599名(64.2%)で、次に大学、短期大学の順であった。病床規模別は100~299床274件(29.4%)、300~499床273件(29.3%)で次に500床以上であった。また対象者の職位は、スタッフ698名(74.8%)が最も多く、次に主任、師長、副主任の順であった。また、認定看護師有資格者が37名(4.0%)、専門看護師有資格者10名(1.1%)であった。さらにフィジカルアセスメント関係の研修経験については、有473名(50.7%)、無451名(48.3%)であった。
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