2022 Fiscal Year Research-status Report
高齢者施設で働く看護職の早期発見・対応能力の向上‐ケースマップの活用と検証‐
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19K10788
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Research Institution | Kanagawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
金子 直美 神奈川工科大学, 健康医療科学部, 教授 (70533206)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 真由美 福島県立医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (00708646)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 高齢者施設 / 救急搬送 / ケースマップ |
Outline of Annual Research Achievements |
齢者施設の看護師には、早期発見・早期対応の看護が求められる。さらに高齢者施設では医師が常駐していないため、緊急時の適確な判断が求められる。そこで、本研究は、身体状況や処置、対応を時系列で客観的に把握できるケースマップ法に注目し、ケースマップを活用し、高齢者施設で働く看護職の早期発見・早期対応する能力を養うことを目的とした。 2021年度に実施したパイロットスタディーの結果をもとに、2022年度は研修内容を見直して実施した。また、感染予防のため小人数での集合研修とし、研修を数回実施した。約40名が研修に参加いただけた。 ABCDE法を用いた観察、ケースマップ法を用いた学びの振り返りを通して、研修生の知識の振り返りと学びに繋がっている様子が見られた。また、対面での研修を実施したため、他施設の看護職との交流にもつながり、日々の悩みや不安を共有している様子もみられ、充実した研修であったとの感想も聞かれた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
感染対策上、集合研修ができなかったため、介入研究としての研修が遅れてしまっていた。2022年度に引き続き、2023年度についても継続して研修を実施し、研究対象者の数を増やしていく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度に実施した、小人数での集合研修が好評であり、効果的であったと考える。一方、まだまだ感染管理上研修等の参加は難しいとの意見もあった。沢山の方からの問い合わせがあり、この研修の需要があることも分かった。2023年度については、同様の研修を時期をみて実施していく。
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Causes of Carryover |
2023年度は研修会を継続して実施するため、研修会の案内の発送、会議費、旅費等について助成金を使用していく。 また、最終年度になるため、研究データの処理、学会参加等について助成金を使用していく。
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