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2023 Fiscal Year Research-status Report

200床未満病院の地域包括ケア病棟での在宅復帰に関する看護教育プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 19K10811
Research InstitutionBunkyo Gakuin University

Principal Investigator

横田 素美  学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 教授 (10188815)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2025-03-31
Keywords200床未満の病院 / 地域包括ケア病棟 / 高齢患者 / 意思決定 / 退院支援
Outline of Annual Research Achievements

都内の200床未満の地域包括ケア病棟を有している病院への研究協力依頼を行い、協力同意を頂いた病院において地域包括ケア病棟に勤務している常勤看護師に対してインタビュを実施するところまで至った。しかしながら、協力同意を頂いた病院の地域包括ケア病棟で新型コロナ感染やインフルエンザ感染の患者が出現し、入院患者の家族以外の者が外部から出入りすることが困難となり、勤務している看護師も日常的に接している人物以外との接触を極力避けて欲しい旨の要望があり、見合わせていた。2名の看護師とのインタビューが実施できたため、逐語録を起こして、分析を進めている。インタビュー対象者数を増やし、高齢者の在宅療養を進めていく上での困難性を抽出していく。現在のところ、高齢者の意思をどのように確認していくかが、困難性に大きく関わっていることが推測されている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究着手当初はコロナ禍であったこと、昨年度より5類移行になって研究協力を得られるようになってからも地域包括ケア病棟では高齢患者も多いことから、インフルエンザや新型コロナ感染が起こり、まだまだ医療現場では外部からの出入りに制限がある。常勤看護師の中でも感染者が出現して、勤務に影響が生じることも多いため、看護師にもできる限り日常的に接している人物以外との接触は控えるような要望もあり、看護部としても研究協力を優先することは難しいく、同意を頂いても、中断している状況にあるため。

Strategy for Future Research Activity

本年度は延長申請を行っているため、何としてでも課題を抽出して、教育プログラムを作成することを目指す。本年度中に検証は難しくとも、教育プログラムの試験的導入への協力施設の確保は確実にしていくために、200床未満の地域包括ケア病棟を有している病院の看護師と勉強会を開催して、繋がりを深める。

Causes of Carryover

研究期間がコロナ禍に重なったことから研究当初の予定が滞り、昨年度、5類移行後から研究協力に同意を得られた病院ならびに研究協力者を得ることができた。そこで、本年度中に高齢患者の在宅療養に向けた退院支援に伴う課題を抽出して、教育プログラム作成を図る。

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Published: 2024-12-25  

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