2020 Fiscal Year Research-status Report
新人看護教員を支えるメンタリングを学ぶプログラムの構築
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19K10842
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Research Institution | Takarazuka University |
Principal Investigator |
合田 友美 宝塚大学, 看護学部, 教授 (20342298)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池内 里美 金沢医科大学, 看護学部, 講師 (30727475)
木原 俊行 大阪教育大学, 連合教職実践研究科, 教授 (40231287)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 新人看護教員 / メンタリング / 支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、看護教員に必要な能力を獲得するために、『新人看護教員を支えるメンタリングガイドブックの開発(2016~2018年基盤C)』で作成したメンタリングガイドブックを用いた「新人看護教員を支えるためのメンタリングを学ぶプログラム(以下、プログラム)」を開発し、新人看護教員を支援する全ての教員が支援方法を学べるソーシャルサポートシステムの構築を目指すことである。 看護系大学におけるメンタリングシステムは国外にて先行導入されており、国外の優れたメンタリングプログラムの実際を知ることは重要である。そのため、これまでインタビュー調査により、それらの実践内容とシステムとしての成果について情報収集をおこなってきた。 今年度は、情報収集に加え、現地調査およびWEB調査を実施することによりプログラムの実際を体験し、展開方法や運営上の留意点、課題を整理して、プログラム構築へ進む計画であった。しかしながら、COVID19感染拡大の影響を受けて教育機関の混乱と渡航困難な状況が続き計画が延期となった。そこで、先行研究やホームページからの情報収集を中心に国内外の新人教員に対する支援の潮流とメンタリングの動向を確認した。また、各種大学で導入されているメンタリングに関する組織的な実践事例について情報を収集した。さらに、自作のメンタリングガイドブックを国内の看護系大学教員へ追加配布し使用方法を紹介して、使用感についての聞き取りをおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID19の感染拡大により教育現場の混乱は続き、2020年度も調査の受け入れが滞った。さらに、国内外の移動が制限されたため、各種調査を延期せざるを得なかった。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID19の影響による移動制限が続いているため、オンライン調査を導入し対応する。そして、収集した知見を総合し、プログラム(学習内容や方法)の構成を検討する。
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Causes of Carryover |
今年度もCOVID19の影響で教育現場の混乱が続き、2020年度も調査の受け入れが滞り、国内外の移動制限も発生したため、次年度使用額が生じた。 次年度も移動制限の継続が予測されるが、現地調査の可能性を残し予算計上しつつ、オンライン訪問を組み入れたハイブリッド形式の計画を立案している。そのため、調査謝金は必須であり、さらに現地調査が可能となれば交通費も必要である。また、オンライン調査を継続するためのIT環境整備に予算を使用する。
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