2021 Fiscal Year Research-status Report
タキサン系薬剤治療中の乳がん患者が体験する全身性浮腫のマネジメント指標の探索
Project/Area Number |
19K10926
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
井沢 知子 京都大学, 医学研究科, 助教 (50538436)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒尾 晴惠 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50326302)
山崎 和裕 京都大学, 医学研究科, 講師 (50464227)
幣 憲一郎 京都大学, 医学研究科, 技術職員 (60538643)
森 由希子 京都大学, 医学研究科, 講師 (80456863)
川島 雅央 京都大学, 医学研究科, 助教 (80766676)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 浮腫 / 乳がん患者 / 症状マネジメント / がん看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、前向き介入研究によって、タキサン系薬剤治療中の乳がん患者に生じる全身性浮腫の増悪防止の指標を探索することである。対象者の病期は問わず、タキサン系薬剤投与前から投与後2か月まで①初回、②タキサン系薬剤投与中間時点、③終了時点、④投与後1か月時点、⑤投与後2か月の5つの時点においてBioimpedanceによる体組成の測定、QOLの測定を行い、①初回と③終了時点に栄養指導を実施した。 2021年度は38名が登録され、患者登録が完了した。そのうち3名は5回の全介入までに中断したが、24名は5回の全介入を終了した。現在11名が介入継続中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
調査開始から、38名の患者登録が終了した。そのうち24名がすべての介入が終了し、11名がまだ介入中である。2022年8月頃に全対象者の介入が終了する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究はコロナ感染拡大に伴い患者登録が遅れたため、2022年度までの1年間の延長処置をとった。2022年度で統計解析を行い、研究の終了を目指す。
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Causes of Carryover |
コロナ禍であり班会議や学会出張費などが不要となり次年度使用額が生じた。次年度の予算は統計解析に関する班会議や論文投稿に向けて英文校正などに充てる予定である。
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Research Products
(1 results)