2022 Fiscal Year Research-status Report
看護師の意識レベル評価における思考プロセスに関する研究
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19K10961
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Research Institution | Daito Bunka University |
Principal Investigator |
本山 仁美 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (90316620)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
滝沢 隆 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 講師 (60787878)
山口 浩美 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 助教 (60738243)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | GCS評定 / 看護師 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は意識レベルスケールのグラスゴー・コーマ・スケール(以後GCS)評価に関する移行プロセスを解明するために行っている。研究は看護師の意識レベル評価に関する実態調査とGCS評定時における思考プロセスの解明から構成されている。2019年度に実施した看護師の意識レベル評価に関する実態調査では、462名を対象に分析をおこない、先行研究と同様に最良言語反応と最良運動反応の評定で誤答が多いことが示された。そこで次の研究では誤答の多い最良言語反応(V3とV4)、最良運動反応(M3、M4、M5)の事例を作成し、日頃GCSを使用している看護師に事例の評定に関してインタビュー調査を計画している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究対象者の条件が、新型コロナ感染症の対応で多忙な看護師に該当するため、対象者の協力得にくい状況が続いている。2022年度は対象者募集方法をリサーチ業者の依頼など模索したが、対象者が特殊であるため困難を要し、研究が進まない状態であった。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナ感染症の扱いも変化し、現場の看護師の負担も変化することが考えられる。また、新型コロナ感染症患者の増加はある程度パターン化してきているため、応募時期などを見極め、何回かに分けて協力者を応募することや、調査時間をできるだけ短くして負担が少なくなるように、調査項目を厳選していく。
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Causes of Carryover |
主にインタビュー調査に関わる費用を予定していたが、新型コロナ感染症の影響で研究対象者が集まらず、研究を進めることができなかったため、年度内の執行ができなかった。そのため、これらの費用を次年度に使用していく。具体的には、インタビュー調査のための旅費、データ分析などで人件費・謝金、対象者募集では郵送費などが必要となる。
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