2022 Fiscal Year Annual Research Report
Development of nursing personnel training program for regional comprehensive support aimed at preventing child abuse
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19K11039
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Research Institution | Kobe Women's University |
Principal Investigator |
服部 律子 神戸女子大学, 看護学部, 教授 (70273505)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
布原 佳奈 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (10295628)
松山 久美 岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師 (20770316)
名和 文香 岐阜県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30346241)
小森 春佳 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教 (30839460) [Withdrawn]
武田 順子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師 (90457911)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 多胎妊産婦 / 虐待防止 / 周産期メンタルヘルス / 妊娠期からの支援 / 多職種連携 / 産後ケア / コロナ後のコミュニケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度には、今までのまとめの成果発表として「ひょうご多胎育児支援研修会」を実施した。日時は2022年9月3日(土)であった。 兵庫県における多胎育児支援の現状を把握し、支援の充実に向けた取り組みのさらなる推進を図ることを目的とする。講義1として「多胎育児支援の課題と方向性」として多胎育児の現状や虐待との関連など多胎育児支援の必要性を確認し、今日の厚労省の方針にそった支援事業について解説した。内容は、虐待事例について、救えなかった命と家族、多胎支援事業とは、ピアサポートの有効性と妊娠期からの支援の重要性 講義2として多胎育児経験者の体験談の講義があった。多胎妊娠から育児の現状を当事者の立場で発言してもらった。講義3として神戸市の取り組みを神戸市母子保健課の担当者に話してもらった。講義4として産後ケア事業における多胎育児支援として兵庫県助産師会会長にはなしてもらった。 さらに産後ケアセミナー「ニューノーマル時代の産後ケアを考える」のテーマで今までの研究成果を報告した。産後ケアの実際や課題について、各方面の識者から教育講演をしていただき、助産師等看護職や行政の担当者、民間の子育て支援者等多職種が集まり、情報収集や交流がもてることを目的とした。「ニューノーマル時代の産前産後ケアにとコミュニケーションの意義について」と題して講義を行った。これまでの研究成果を報告した。また「産後うつ症の対処について」「切れ目のない母子保健行政の発展過程」「周産期メンタルヘルスの多職種連携」などのテーマで報告を行った。また「母子保健関連職種のコミュニケ-ションギャップと克服する」というシンポジウムで各職種の報告を行った。
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