2022 Fiscal Year Annual Research Report
妊娠期から産後6か月までのアクティグラフを用いた父親の睡眠と産後うつの縦断的研究
Project/Area Number |
19K11082
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
岩田 裕子 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (00292566)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 恵美 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (10230062)
木村 佳代子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (30635371)
遠山 房絵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (70845073)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | アクティグラフ / うつ / システマティックレビュー / 父親 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度となる令和4年度は、「研究1:母親と父親の周産期うつ予防的介入のスコーピングレビュー」のプロトコルを修正・再投稿し、「Preventive interventions for paternal perinatal depression: a scoping review protocol」が令和5年3月にBMJ Openにて公開された。現在は文献検索を終了し、1次スクリーニング(タイトルと抄録から文献抽出を行う)を実施中である。今年度中に2次スクリーニングと分析を進め、結果を国際学会(The 27th East Asian Forum of Nursing Scholars 2024)にて発表し、論文投稿予定である。 「研究2 妊娠期から産後6か月までのアクティグラフを用いた父親の睡眠とうつの縦断的研究」については、研究参加者目標数の20名に達し、令和5年2月に妊娠期から産後6ヶ月までのデータ収集を完了した。なお、ベースラインデータとなる妊娠後半期のデータを分析し、The 26th East Asian Forum of Nursing Scholars 2023(令和5年3月開催)にて発表した。また、Journal of International Nursing Researchに投稿中である。今年度中に、産後6ヶ月までの縦断的データを分析し、結果を国際学会(The 27th East Asian Forum of Nursing Scholars 2024)にて発表し、論文投稿予定である。 研究1・2の結果を合わせて考察し、父親の産後うつ予防の効果的な介入開発のための基礎資料とする。特に、父親の睡眠に注目した創造的な介入開発につながることが期待できるところが、本研究の意義である。
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