2021 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a health information tool which is oriented to international visitors
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19K11157
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Research Institution | University of Human Environments |
Principal Investigator |
西川 まり子 人間環境大学, 看護学部, 教授 (80412344)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山中 仁昭 海上保安大学校(国際海洋政策研究センター), 国際海洋政策研究センター, 教授 (00352047)
柴沼 晃 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (90647992)
桐谷 純子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (90797177)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 外国旅行者 / 情報提供 / CSQ-8 / 行動変容 / RCT |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,訪日外国人のためのオリエンティッドな情報ツールの開発で,これまで外国人調査や病院で医療を提供する人々に調査した内容をふまえて,2021年3月に米国,英国,オーストラリアで1062名にWeb介入調査で,CSQ-8で満足度と情報の理解度,オリエンティッドな情報の希望内容を実施した.その結果,これまでの開発に一定の効果を得た.その調査で,オリエンティッドな情報として希望が多かった順に,感染症,四季をふまえた観光,祭り,温泉,船旅であった.感染症,四季をふまえた観光,祭り,温泉について参加や訪れる際の注意点の情報を得られた.温泉については現地に赴き情報を収集した.船旅については,ほとんど情報が見当たらなかった.ここまでの論文執筆を行った. 2021年度は,船旅についての調査の準備をおこない,船旅で,病気になられた5名にCOVID-19の影響からWeb上で半構造でのインタビュー調査を22年3月に実施した.その結果,調査参加者が事前に得ていた情報,船上での病状とその対応,精神面,さらに,事前に必要とされるヘルスにおける情報が明らかになった.その内容は,船旅での船酔いの予防,船舶における病人への対応,病気になった時の不安とその予防が重要であった.これらをすべてまとめて,オリエンティッドな情報ツール試策的な開発へとつながった.今後はこのツールを改善して評価を交えながら,よりよいものに仕上げる必要がある.
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Research Products
(5 results)