2021 Fiscal Year Research-status Report
産業看護職の救急対応能力向上のための学習支援システムの構築
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19K11227
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Research Institution | Kawasaki City College of Nursing. |
Principal Investigator |
松田 有子 川崎市立看護短期大学, その他部局等, 准教授 (20745393)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒本 瑞姫 帝京大学, 医療技術学部, 助教 (80825927)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 救急対応能力 / 産業看護職 / チェックリスト / デルファイ法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はプレホスピタルケアを担う産業看護職の救急対応能力向上のために、救急対応に関する能力を評価するチェックリストを開発し、公開することである 2021年度は救急対応能力の評価尺度の開発とその評価をする予定であったが、尺度開発のための十分なサンプル数を得ることが困難である判断した。このため、救急対応能力を評価するためのチェックリストを作成することとした。2020年度の研究結果を基に研究者間で検討し、コンピテンシー57項目に加え、経験7項目、動機付け要因9項目、性格特性20項目の合計93項目をチェックリスト項目原案とした。このチェックリスト項目原案を産業看護の経験10年以上の看護職にデルファイ法を用いて、Web調査を実施する準備を整えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
産業看護職の救急対応能力の評価尺度からチェックリストに変更したため、調査方法の見直しを図るための検討に時間を有した。
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Strategy for Future Research Activity |
産業看護職の救急対応におけるチェックリスト項目の公開に向け、対象者の募集、Web調査の準備、実施をする。調査はオンライン上で実施し、デルファイ法を用い、ラウンド回数3回、同意率80%以上の項目を採用し、チェックリスト項目とする。完成したチェックリストを公開し、産業看護職に活用していただく。
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Causes of Carryover |
2021年度に実施する予定であった尺度開発を2022年度のWeb調査を実施し、チェックリスト項目の原案を収斂、完成したチェックリスト項目を公開する費用に充てる。
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