2020 Fiscal Year Research-status Report
慢性腰痛の感受性改善効果に有効な理学療法の開発-有酸素運動と電気刺激の併用効果ー
Project/Area Number |
19K11392
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
高野 吉朗 国際医療福祉大学, 福岡保健医療学部, 教授 (20439574)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
濱地 望 国際医療福祉大学, 福岡保健医療学部, 助手 (10807978)
橋田 竜騎 久留米大学, 医学部, 助教 (40754841)
松瀬 博夫 久留米大学, 医学部, 准教授 (70461465)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 腰痛 / 疼痛閾値 / 電気刺激 / 有酸素運動 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はコロナ感染による被験者募集が行えず、予定していた実験が行えなかった。2019年度に行った実験を論文化し、2021年度中に学術雑誌「理学療法科学」に掲載予定である。タイトルは「有酸素運動による慢性腰痛者の疼痛閾値の変化検証」。内容は、慢性腰痛者8名に対し、長期の異なる運動強度の30分間の有酸素運動の介入を行った検証である。介入前後評価は、疼痛閾値、運動機能検査、心理テストを行った。結果、低強度の有酸素運動が疼痛緩和に有効であった。加えて、疼痛の心理面の関連性も明らかになった。本研究結果を基に、次年度の研究を継続する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ感染により、被験者募集が行えなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度の予定であった、1)腰痛者に有酸素運動を軽度(最大酸素摂取量40%)・強度(最大酸素摂取量80%)の強度別に分け、長期運動介入を行い、圧痛閾値を測定する。2)有酸素運動の対照群として、電気刺激介入を行い、同様に圧痛閾値を測定する。3)上記の2群介入を混在させた有酸素+電気刺激群を設け、3群の比較を行う。
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Causes of Carryover |
今年度はコロナ感染症により予定していた実験が行えなかった為、予定支出が無かった。
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