2023 Fiscal Year Annual Research Report
慢性腰痛の感受性改善効果に有効な理学療法の開発-有酸素運動と電気刺激の併用効果ー
Project/Area Number |
19K11392
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
高野 吉朗 国際医療福祉大学, 福岡保健医療学部, 教授 (20439574)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
濱地 望 国際医療福祉大学, 福岡保健医療学部, 助教 (10807978)
橋田 竜騎 久留米大学, 医学部, 講師 (40754841)
松瀬 博夫 久留米大学, 医学部, 教授 (70461465)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 腰痛 / 疼痛閾値 / 電気刺激 / 運藤 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度まで実施した研究内容を2023年6月ドバイにて国際学会(World Physiotherapy Congress 2023)で以下の2編発表を行った。「Improvement in Pressure Pain Threshold after Aerobic Exercise for Patient with Chronic Low Back Pain」(Oka M, Takano et al.)、「The Effect of Aerobic Exercise on Pressure Pain Thresholds in People with Chronic Low Back Pain.」(Takano et al.)内容は、慢性腰痛者と健常者の2群に分け、自転車有酸素後の直後、15分、1時間、24時間、72時間の圧痛閾値を計測した。両郡において、圧痛閾値が改善され、主観的な痛みも改善されたが、腰痛群の改善部位数、改善率が上回っており、腰痛者に有効な事が明らかになった。2024年度は、腰痛者13名をクロスオーバーデザインにて、ウォーキングと電気刺激付きウォーキングの2つの運動法を4週間行い、主観的疼痛、圧痛閾値、定量的疼痛評価、自己記入式アンケート(中枢感作、破局的思考、運動恐怖、うつ、睡眠障害等)を用いて評価を行った。現在、詳細な結果解析中であるが、電気刺激付きウォーキングの改善率が高い傾向にある。
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Research Products
(2 results)