• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2022 Fiscal Year Research-status Report

男性における身体活動は骨折連鎖の起点となる無自覚の新規椎体骨折を予測可能か?

Research Project

Project/Area Number 19K11674
Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

北川 淳  北里大学, 一般教育部, 教授 (80260529)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 伊木 雅之  近畿大学, 医学部, 名誉教授 (50184388)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2024-03-31
Keywords骨粗鬆症 / 男性コホート研究 / 新規椎体骨折 / 身体活動
Outline of Annual Research Achievements

骨粗鬆症領域では,わが国最大の男性コホート研究であるFujiwara-kyo osteoporosis risk in men (FORMEN) Studyにおいて蓄積されたデータを基盤に,新規椎体骨折発生と身体活動との関係について調査を進めている。すなわち,2,000名の男性が受診した調査(平成20年度実施済)をBaseline,10年次(平成30年度: 約1,300名実施済)および11年次(令和元年度:約500名実施済)をFollow-upとし、baselineの身体活動が約10年間における新規椎体骨折の発生を予測するか否か,につい縦断的に検討している。Follow-up調査はCOVID-19が表面化する直前の2020年1月までに終えることができた。
令和4年度はCOVID-19のため、1回目の延長期間となった。本年度はbaselineのデータにFollow-up調査のデータを結合させ、分析の基盤となるデータセットを試みた。この作業には入力ミスなどを避けるため、細心の注意を払う必要がある。そこで、学内の研究協力者に新規購入したPCを提供しオンラインにて二重チェックが可能な体制で臨んだ。その後、完成したデータセットを用いて、いくつかの予備分析を試みた。さらに、関連する先行研究のレビューを行い、論文化に際し引用可能な文献の精査を行った。現在は課題遂行のために最適な統計手法を見いだしている状況である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

本年度はBaselineのデータにFollow-up調査のデータを結合させ、分析の基盤となるデータセットを試みた。この作業には入力ミスなどを避けるため、細心の注意を払う必要がある。そこで、学内の研究協力者に新規購入したPCを提供しオンラインにて二重チェックが可能な体制で臨んだ。
ところが、世界的な半導体不足によりPCの納期未定状態が続き、9月納品となった。このため作業開始が遅れた。

Strategy for Future Research Activity

過去3年間にわたり海外関連学会への出席ができなかったため、学会参加を行い、情報収集や意見交換を行い最新のエビデンスを収集する。作成したデータセットを用いて統計処理を行い、エビデンスとの整合性を確認した上で結論を導く。

Causes of Carryover

国際会議出張用の国外旅費を計上していたが、渡航できない状況が続いたため。

URL: 

Published: 2023-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi